人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


黙示天使 アデル

 ― 宇宙船発射場上空 ―

[白翼の者たちは、乱れのない動きで宙空を旋回する。
 施設の破壊は徹底的に行われたが、直接的な抵抗のない人間に、殺戮の手が及ぶことはなかった。
 否、そのような人間の存在に、意識を払うことなどなかったというのが正しいか]

[既に人的被害も甚大なれど、その目的はあくまで見せしめであり。
 無名無害の者なら、真に救いが齎されるかもしれぬ――そう感ずる人間も現れようか]


[――――今は、まだ**]

(221) 2017/11/02(Thu) 00:59:03

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