[結局、少年は二冊の本を手に、カウンターへと向かう。が、司書の女性が親戚の元へと向かう為に、しばらくの間図書館はお休みとなるらしい。借りた本をどうすればいいかと訪ねたら、司書は人差し指をたてながら、図書館脇の植木に入り口の鍵が隠してあることを教えてくれた。司書の女性にお礼を言いながら、本を抱えて表へと出る。]