……槍組、重歩の後ろに下がれ!
軽歩は槍組援護しつつ、東西の端、固めろ!
正面弩は後退、矢なしで無理する必要はねぇ!
東の連中は、軽歩以外正面戻れ!
羊に構う必要はねぇんだから!
[羊を巡る攻防のようなものもあった様子に、そんな突っ込みを付け加えつつ、改めて前を見て。
敵陣最後方から、西へと向かう兵の動き>>195に数度、瞬いた]
……下流に援軍?
ちょいと、まじーか、な。
[下流の敵兵力がどれほどのものかはわからないが、均衡崩し得るものだろう。
ならどうするか、と再び思案は巡り]
騎兵、特に足の速いの下流、行け!
こっちゃ、どーにかなる!
[当初、東寄りに配置した隊から100騎を回す、と。
それは、広い空間での戦いに持ち込まれなければ、という前提での指示。
なったらなったでどうにかする、というのは言葉にせずとも銀灰に宿る色が物語る]