人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


魔王 テオドール

[ ふと、暗い冷たい南海で、
 白い手が手招くのを想像する。
 指輪を嵌めた女の腕だ。 ]

[ テオドールは緩く首を振った。
 違う。
 イングリッドがヤコブに何を期待したとしても、
 それは間違いだ。

 何度も信じて、そして何度も裏切られた。
 もうヤコブは信じない。 ]

(220) 2014/04/07(Mon) 23:04:32

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