人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


聖光の ユーリエ

─ 廊下 ─

[ 幼いユーリエが教会の外を聞くたびに、
 外には恐ろしい物がたくさんあるとシスターたちは、
 口酸っぱく言った。
 魔物や異教徒や心歪んだ者がいるから。

 やがてユーリエは「無駄だから」という言葉を覚えた。
 無駄だから話さない。
 無駄だから泣かない。
 無駄だから興味を持たない。

 そうしていれば世界は平穏だった。
 なのに。

 今更になって。 ]

(220) 2014/02/22(Sat) 21:18:24

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