― 封じの森・外周 ―[そんなやりとりを間に挟んだが。 直後に名を呼ばれたのは自身だった>>192] へ!? あ……はい。[虚を衝かれた顔をしつつ、手招きに応じるようにティアナの方へ進み出る。 彼女の差し出す手の上に、リュストの鱗を思わせる光が集い] 俺に、これを……ですか?[言われて、咄嗟に皆の顔を見回した。 確かに最後の一撃を加えたとはいえ、それに至ったのは皆の援護あってのことだ。 だから自分だけがそれを受け取ることに申し訳なさもあったのだけれど]