人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


平原の民 エディ

[ダーフィトの刃は寸分の狂いなく心臓を刺し貫く。
 盾から剣へ、剣から肩への衝撃にも握り締めた剣だけは離さずに、
 手負いの身体はその勢いと重力に任せ地に落ちてゆく。]


 ―――…、   
 

[盾の割れる音も。
 己の刃がダーフィトの肩に食い込む感覚も。
 薄れ行く意識の中で知覚出来たかすら、最早定かではない。
 何か言葉にしようとしてか、軽く開いた唇は音を紡がない。]

(220) 2016/02/18(Thu) 03:44:58

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