残月の名にはそのような理由が…。[名付けの当初は銀の竜を謳ったものではなかったと。メレディス自身を表したものだと聞いて軽く目を瞠った]……最初は取り残された、と称されたかも知れませんが。今なら、明けの空に有る月と呼べるのではないでしょうか。残月は、有明の月とも呼ばれます。今の貴方は、明けの空に輝く存在感のある月であると、私は思います。[人は変わる。言葉の意味もその時によって変わる。それを体現しているのではないか、と考え、思うままに言葉を紡いだ]