手を出すな……か、…それは何だ?
取引でもしてるつもりか?
[>>1:178流石に穢れた身で天界に戻れない事は、
理解しているらしい。
いくらか強さを取り戻した瞳に、笑みが漏れるが、
どうにも滲み出る驕りは気にいらない。]
まるで身代わりになるように言うが、お前をここに縛りつけて
奴らを始末しに行ってもいいんだぞ?
[なすすべなく仲間達が殲滅されていく様を、見ているがいい。
と、そこまで続けて]
……お前を放り出して、外をうろついてる連中の餌に
くれてやるのも良いな。
代わりは、斥候部隊の中から見繕えばいいだけだ。
[>>1:179まさか、オズワルドという存在に執心している事を、
彼自身に見抜かれたとは思えないが。
仮にオズワルドがそこに弱味を見出したと考えているならば、
そんな情は通用しないのだとわからせる必要がある。]