― 回想/15年前の争乱 ―[友が、自身の父の様子に疑問を感じ始めていた頃。>>185少年は、その理由を既に聞かされていた] ……俺は……どうすれば、いい?[そんな重要な事を、実子とは言え年端もいかぬ子に聞かせる理由。それ相応の意味があるだろう、と思いながら、問いを投げた。対し、渡されたのは父が太刀と共に腰に佩く脇差]