クロイツ恩を……よく考えるのじゃ。もし明日間に合わなくとも必ず救助は来るはずじゃ。わしの力を欲する者はまだまだ中央にもいるはずじゃしな……しかしここでわしを失っては貴様とて得ではなかろう?帰りたくないのか?家族のもとに。わしは帰りたい。そしてもう一度官僚となって政権に関わりたい。それにのう……エレオノーラ…。奴さえ確保すればみな助かるのじゃぞ?どのようにかは知らんがあと一歩で薬を作らせることができたのじゃ。