― 橋北側 ―[再度の進撃、その報を齎したものなんだったか。いずれにせよ、進むというならばそれに従うのは常の事] ……次は、必ず獲る。[そんな密やかな決意と共に、娘は戦支度を整える。動いていれば、余計な事は考えなくて済むから、と。……実際には、余計な事も考えなくてはならないかも知れないが、それはそれとして。**]