[無視できない、と動けぬ理由に理解を示す公子に、ほっと息を吐く。>>216]ん、それだけでも十分だ。ちゃんと、覚えとくよ。[かつて、先代がそうしたように、とは口にしないが]……あー、連れてくるのは構わんけど、今回みたいな大人数は勘弁してくれ。双角と白角は、お前さんたちは認めたが、基本的にひとと相容れるを良しとできん質だ。客人が多いのは、あいつらの負荷になる。[人の出入りが多くなる事でも、均衡は欠かれるのだと、釘を刺す。精霊師の娘が来るを望む理由は、気付く由もないままに。*]