― 光の魔神との戦い ―
[ 蒼穹に閃く光が、闇と虹を連れて六翼の魔神を真っ向から切り裂き、その側で、全ての闇を従える王の力が、別の光にぶつけられる ]
混沌、か...
[ 聖と魔と、闇と光と、人と魔族......天から降った声は、争う様を混沌と呼んだが ]
こっちの方が、余程混沌に見えるがな。
[ 例えば、魔王が聖王国の王子たる自分の呼んだ闇を「借りる」と宣したこと>>161
不承不承の響はあれど、折れると言うことを知らぬと見えた魔獣の衝撃刃が、勇者と自分に迫っていた光帯を断ち切ったこと>>158 ]