[無邪気に喜ぶ少女>>211の姿に、はっと我に返る。少女を助けられたようで、ほっと安心したように息を吐いた。][近づいてくる少女は、普段であれば自分よりもだいぶ小さな女の子であるはずなのに、今はとても大きく見えた。] あっ、だ、だいじょうぶです! 怪我はないです!魔法を使ってちょっと疲れただけで……[見つめる視線に、少し頬が赤らむ。あの日以来、女性との接触はできるだけ避けていたから、身内以外の女性には、あまり耐性がないのだった。]