[アプサラスが連れてきた"子"の挨拶には流し目を送り、底に硬いものを秘めた言葉に、唇の端を微かに上げる。>>207] 君も相変わらず可愛らしいことだ。 サラが許すなら、一晩じっくりと語りあいたいよ。 ―――ああ。滞在中は君の家と思ってゆっくりしていくといい。[指先を伸ばし、引っ掻く形に中指を曲げた。視線と指の先には、銀の髪に隠された首筋がある。]