>>215
…ぁっ
[髪の毛にタクマの手が差し込まれて、普段他人に触れられない部分への刺激に肩が跳ねる。
彼の大きな手に頭を抱え込まれる、そんなことにすらぞくぞくと感じてしまう自分がいて。さらに深く、激しく口付けられれば、あっという間に頭の中は真っ白になる]
…んん…はっ…ぅ
[タクマから漏れる声が、神経をチリチリと焦がしていく。抱き締められる腕の力強さに、どこまでも落ちていきそうな不安に襲われながら、しかしやがて力が抜けてしまえば]
は、どめ…?
[熱い口付に舌足らずになった口でそう問いながら、着物の合わせ目に鼻先を潜り込ませて、彼のうっすら汗ばむ肌を舐めた]