―― 医務室 ―― なんかもう、どこまで寝ないでいられるか、 耐久レース挑んでる感じだわ… そういうあんたも疲れてるんじゃないのか? [判断が鈍らないように、一眠りするのも悪くはないかと、先程入れて貰った茶(配合不明)の効果があったか、ふわりと意識が漂いかけるが。通信機の着信音に意識が揺り起こされ、ハダリーとの会話を終えるころには、眠いのか眠くないのか、舌先が冷えて感覚が無くなっている辺り、ああこれそろそろ本格的に――とも思うのだけれど。]