[>>181 続く本題は、ウェルシュにとっては意外なものであった。]
あははっ、
わざわざ呼び出してくるから、何事かと思えば……
そんなことか。
[拍子抜けしてしまった。
軽く呆れたような表情を浮かべ、口調も僅かに砕ける。
然し、>>211 そんな自分の様子にも関わらず、彼は論ずることを辞めない。
冗談ではないことが、金の双眸から窺い知れる。]
そうだね、行くときも色んな人に心配かけたし。
今も、迷惑かけてしまっているよ。
出来る限り、足を引っ張らないようにはしているんだけどね。
[>>213 ウィズルカと、姉の生来の名を告げられれば悲しそうに眉尻を下げて。そうだね、と小さく同意しつつ、]