― ご褒美のお話 ―そうですね、言えば皆聞きたがりそうですし…って、えっ、教官のお家でっ!?[あまりに魅力的な提案に、声のトーンが一段上がってしまった。尋ねる声に言葉を返せず、コクコクというよりはブンブンという勢いで首を縦に振った]10人…どうしよう……[もちろん筆頭はアイリで。他にもヴェルザンディや、あの日話して協力しあった人の顔が浮かんでくる。10人の枠はアッという間に締め切りを迎えてしまいそうだ]