……さっきの戦闘で、海精側の、緋色の炎竜使い……暁紅の騎竜師と、接触して。向こうが、俺がじっちゃんから持たされてた『お守り』と同じの持ってたから……なんでか、聞いて。そしたら、とんでも話、聞かされた。[もし、あの時あの煌めきに気づかなければ──そんな想いは、今は、抑える]……俺の父親が、実は、中央の貴族で。母親が、アイヒェ家の娘で。俺と、暁紅が、姉弟なんだ、って。