顔が近づけられ、荒い吐息が敏感な部分にかかる。
これは治療であるのに淫靡な気分がわいてしまい、腰をもぞりと動かした。]
ん……………………
は、はい……………
[ここは様々な治療を施す場所。しかも教会の中だ。
そんな場所でイヤらしい気分になってしまう自分が恥ずかしく浅ましい人間に思えた。
しかし、意識しないようにしようと思えば思うほど太股に触れる頬の熱や擽る髪を強く感じてしまう。
意識を集中しすぎた太股に濡れた唇が触れ、小さく声が漏れる。]
……ぁ……………
[要らぬ声を漏らしてしまい、顔が熱すぎて火が出そうだ。
早く終わってほしいと思う心のどこかで終わってほしくないと思うような不思議な気分。]