[二度目の雪崩が起こった後、徐々に人が集まりはじめる。]
[ニコラスがリーザをシモンの娘と思い違いをしている言葉>>111に、そうだったらいいのになと思うが、直後否定するシモンの言葉>>163に表情を曇らせる。
そんな気持ちが悟られないように、顔を隠してシモンにしがみついたかもしれない。]
[宿に入るなり自分達の無事を問うジムゾンの声が聞こえれば、それに答えるシモンと一緒にジムゾンに顔を向ける。
丁寧だったり荒々しかったりするけど、いつも気にかけてくれてる聞きなれた声に安心する。
一緒にいるアルビンにも、シモンと一緒にいる今は昨日ほどの警戒を頂かず。
周りの会話から「閉じ込められた」と耳にしてもさほど反応を見せなかったのは、この村の伝承を日々口にするモーリッツにも人見知りが強く、あまり近づこうとしなかったため、詳しくなかったからかもしれない。
故に「凍りついた」も、いわゆる凍死、つまり、「偶然2人が凍死した」としか受け止めてなかったのかもしれない。
――ただ、「人狼」という言葉には少し反応を見せただろうか。
オットーとクララが現れれば見慣れた顔が無事であることにホッとした表情を見せただろう。]