ハダリー!
ああ、無事そうですね、
[ぱっと姿を確認し>>209、無事そうな姿に安堵するも、懐疑心が頭を擡げて、酷く曖昧な笑みを浮かべただろう。
彼も距離をとっている。
その二人の距離が、自分とハダリーの、今の信頼の距離のように思え。]
貴方も……タイガを探してるんですか?
[シメオンと会話をした事実を知らない自分は、それがとても違和感を感じ、怪訝な声が出てしまったように思う。
二人がそれほど仲が良い関係には見えていなかったためでもある。
そして、思考は移る。]
ダーフィトとは?
というか、このヘッドセット…、どうして直接渡さなかったんですか?
何で天井から…
[一度疑問を口に出せば、次から次へと疑問がついて口を出る。
あえてその距離を詰めることはせず、頭に装着したモノをコツリと叩いて、尋ねることにしたのだった。*]