人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 シュテルン

― 出陣前/野営地 ―

[暫しの沈黙>>198
彼が再び口を開くのをじっと待っていた。

閉じられた瞳が再び開いた時、やはりリエヴルは笑っていた]

 そうはいかない事情……?
 そんなまるで……。

[真っ先に口にしたのは、彼の頼みが遺言めいていることに対してだった。
胸元に触れているのを見ると、何か病気でも患っているのだろうかと勝手に想像する。

リエヴル本人のことが心配になり、それを口にしようとしかけた。
だが彼が自身の死を見据えて、それ故に自分を尋ねてきたのならば、彼の聞きたいのはそんな言葉じゃない]

(216) 2014/04/03(Thu) 07:06:48

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