人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【3】rāst-dorūsh ソマリ

[そして、ふ、と、思い付きを口にした。]

  よければ、先王の餞けに。
  付き合ってはいただけませんか。

[その、餞けに差し出すつもりの、小さな装飾と花束を彼にも見易くなるだろう、顔の横に手ごと上げて、僅か左右に振ってみせた。

…油断していた、とも言えよう。
あの国が滅んで、悠に10年は経っていたものだから、「いくら外務長官でも」、と。
見せれば出自が薄らと浮き彫りになる事を、俺は考えていなかった。
(不幸中の幸いは、白雪が逃げていた事だろう。
あの国において白鷹は、王侯貴族しか所有してはいけないと決まっていたのだから。)]*

(216) 2017/04/24(Mon) 02:34:27

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