ははっ、 変な薬でマーティンさんを巨大化させるってこと? そりゃいい案だ。[今よりも更にずっと大きなクマが 肩に腕に頭に兵を担いで、闊歩する様を思い浮かべた。 なんてことだ、最強だ。] …でも、なんだ、兄さんも考え中か。 てっきり、大体決まっていて試験でもされたのかと思った。 橋を造る、造らずとも架ければいいんだろうけど……[可能なんだろうか、と、 ふと真面目な顔に戻り、砦を睨んだ。**]