……。え……?
[昔の事を思い出してぼんやりとしていれば、相手は隣の席を勧めてきた。>>214
てっきりまた顔を見せてしまったことをなじられでもするかと思ったのに……エルフは不思議そうに、ゆっくりと目を瞬かせた。]
……。
[結局、こくんと小さく頷いて、促されるがままに一人分くらいの間を開けてソファーに座った。
もし彼が新しい紅茶を取りに席を立っったのならその背中をぼんやりと見送り、ティーカップが手渡されたのならゆっくりとそれを受け取る。
彼は昔もこんな風に、世話を焼いてくれたな、と思い出しながら]