[言いながら、衛藤の左手、なにか光るものが見えて。一瞬ぎくりとしたのは、自身の手にもリングがはまっているからか。 とは言え、今の刈屋に見えるのは、シルバーのものだけだが。]おや、もしかして……ご結婚なさいました?[結婚ではなく婚約だと言われるか。 ともあれ素直に祝いの言葉を述べて、食事に向かう衛藤を*見送るだろう。*]