― もしかしたらあるかもしれない未来 ―
[>>209肩を竦めて返すクレステッドの言葉。
薬学を習得するのにどれほどの時間を要するのか男は知らないが、それでもかなりの技術や知識が必要に違いない。]
いや、それが十分凄いから。
…でも、お前らしいと思うよ。
[自分の持っている技術を活かし、人のいる場所で生活し、交流する。
当初はやめろと説得した。
頑な態度に辟易し、同時に心配したものだが。
吸血衝動の少ないクレステッドなら、この先も上手くやっていけるのではないかと今は思う。
此方がいいなら…という言葉には明るく笑い。]
勿論。ちゃんと客間を片づけてある。
…ん?