[青藤色の少女の――異界の地で得たかけがえのない友達の願いに。張り裂けそうなほどに、胸の裡に想いが膨んでいく] 私、ベルのこと忘れない。 ……絶対に、忘れないから。[今は彼女のように、嗚咽を堪えることなど出来ないけれど。最後には笑顔を遺したくて] ありがとう、私の友達。 ずっと、大好きだよ――。 [頬を涙で濡らしたまま、穏やかな微笑みを浮かべた*]