― イベント会場 ―おしゃべりできるなんて、すてきだね。うん、もう一度ぼくに描かせてくれないかな。似顔絵なら得意なんだよ。[今度はもう少し近くでスケッチさせてもらえないかと。白猫本人の了解を取るように、視線の高さを合わせて言った。了解を得られたなら、外に出られるまではそうして時間を過ごすつもりで]