[私が、アースガルド軍の者であると知った今なら、
彼にもそれは伝わるだろうか。
だから――…もしもクレステッドが。
助けた時の私に安心してくれていたなら。>>2:270
複雑な感情を懐きつつも、助けられた礼を言おう、
無意味な戦争について聞きたいと
思ってくれるなら。>>2:271
彼がもしも、疑念や>>2:272
死者の怨嗟の聲>>13のことについて、
何か話をしてもよいと思うなら、耳を傾けようとするだろう。
ただし――…もし
『ガルム』のことを知ったなら。
自分の知る実験>>1:583>>1:587の名に。
彼の身の裡に”何”があるのかを知ったなら。
その時は、彼が望むなら、彼が壊れてしまう前に――…*]