[跳躍と共に半回転して天井を蹴ると、ユーリエの背後へと降り立った。][ユーリエはこちらを向いてくれただろうか。] っく……[ただでさえ燃費が良いとは言えない魔法だ。 この舞台属性下で加速の性能を下げない為には、魔力の出力を更に上げなくてはならない。 今の動きだけで、少女の魔力はほぼゼロに近くなっていた。 炎が消え、片膝をつく。]