人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【3】rāst-dorūsh ソマリ

[俺の方は名前と肩書きは勿論、頭に入っている。
 “人については” 色々と情報もあるが、それでも会った事のない人は当然の如く存在する。
だから、名前を覚えていない、という反応はある意味不思議でもなんでもなかった。>>206]

  はは、私如きの名でしたら、
  忘れてしまわれても仕方のない事です。

  …はい、諜報者の一角、ソマリです。
  ですが、本日は一介の鷹匠として。
  先王様に餞けをと、思ったものですから。

[名を忘れた、という言葉に機嫌を損ねるでもなく、俺はそう言って返す。
その手にあったのは、一見ただの金細工。
花を見繕い、束ねたものに隠れるようにそれを持っていた。]

(215) 2017/04/24(Mon) 02:31:06

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