―聖霊節まで・大地の守護者と―
[>>163 大地の守護者だと紹介されたアイルリートが
口上と共にベルティルデの手の甲に口付けるのを見て、目を丸くする。
ベルティルデと同様、手の甲に口付けを与えられて>>164]
(……こんなことする人って、本当に居るんだ)
[未だ徹とのある種の漫才のような掛け合いや、
今、まさに発揮されようとしていた、率直過ぎる性格を知らないから、
容貌と振る舞いだけを見て物語の中の王子様のようだと思った]
……ええ、ベルさんは間違いなく味方で良い人だって、そう思います。
でもアイルリートさん。
貴方だって、きっとそうですよ?
[初対面の異邦人へと見せる気遣いは、彼を好感の持てる人物であると感じさせた*]