…………っ、ぐっ……!!![斜めに振りぬかれた刃は、竜の首筋を逸れ、乗り手の胴を掠める。帷子よりも深くは無い、とは言えその衝撃は確実に伝わって。] ……距離を取れ、ウシャス! それならば、お前の炎で……![緋色から上がるのは、戸惑いの聲。されども。その指示通りに、天へ昇る竜の下、大旋回の軌道に入る*]