あ、ああ...うん。[ 駆け寄って来たクラリッサの声に眉を下げると、長槍を抜いて、竜の背から胴を滑り降り ]尾の先が、かろうじて届いただけだからな...そう、深い傷じゃない、と、思う。[ 傷を見せろ、という相棒の前に>>209素直に背を向けて座り込みながら、オズワルドは言い訳めいた口調で言った。少し肩を落とし、若干背を丸めた様子は、これまでに無く、悄気た様子に見えただろう* ]