わかった! 兄ちゃんも、もう少しだけ頑張って![巨竜の背から振り落とされぬ様、足をぐっと踏み堪えると反動を一気に駆け上がる力に変えて。首に提げた緋色に意識を落とすと同時、手に掴んだままの槍へ更に氷を纏わせる。駆ける中、視界に入るカードが時間を稼いでくれているのが分かって嬉しくなりながら]緋色は氷色 思いのままに全て貫け!!![杭の様になった槍を、再度咆哮する素振りを見せる『虚空』の口が二度と開かぬよう、上から下へと突き立てた**]