俺は、クレステッド・フォラータ。 命の恩と、友との約がため、この地のために己が太刀《魂》振るうと定めし者。[淀みなく告げるのは、己が名と在り方] その在り方、違えねぇためにも。 ……通らせて、もらうぜっ![宣と共に駆け、閃かすは異国の白刃。──内に抱える焦りと不安が、太刀を鈍らせている事には、気付く余地もなく。*]