人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


盟主 ジェフロイ


 キール。
 俺は、君が───巫女姫が姫王になればいいと思っていた。

 姫王という太陽を天に頂き、
 その下で、法の元で貴族と、民とがそれぞれ代表を出しあって国の政を話し合い、行くべき道を決めるように。

 いきなりすべてを民衆で決めるのはあまりにも無謀に過ぎるから、姫王という舵を置いておくことで、安定して進めるんじゃないかと。


[懐かしい呼び名は、空気を一気に5年前へと引き戻す。
教室で議論をしていた口調そのままに、自分の考えを言葉にした。
それは例えば、立憲君主制とも呼ばれる国の形。]

(213) 2015/03/20(Fri) 01:41:26

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