[指先を握られ、驚いたように顔を上げる。そこには酷く気恥ずかしそうな、長年の友の貌があった。双眸を細め、静かに頷いて繋がりを握り返す。ゆっくりと、やがてそれは力強い握手へと変化していき] ――勿論だ。…これからも宜しく、リエヴル。[幾許かの言を交え、やがてディークとリエヴルと別れた。今はただ、優しい思いが胸の奥へと流れ込む*]