[西側において、戦況はあまり変わっていない。>>156騎兵に牽制されている歩兵らは動くにも難しい。だが、徐々に渡河の後の息は整いつつある。それに従い、攻撃を跳ね除ける盾にも力が増していく。騎兵に何か投げつけ始める者も現れはじめた。投石だ。川に飛び降り、北から仕掛ける者がある。>>148それらにも軽歩兵らが動こうか。西に羊の姿はなく、その為に刃交わすに間挟まるものはない。ゆえに、西側は苦戦を強いられた。渡河の者らは良く耐えながらも、防戦を強いられている。]