ふん、同じ手とは言え……[>>208一閃の重みは、避ける事を許さない。そう続けようとして、己の竜が爪を出さぬ事に気付く。] ……ウシャス? ……っ、こら……!![けれども叱咤は時遅く。逆光を受け逸れた軌道、入らぬ一撃。そのまま、目の前の褐色は更に高みを目指す。肉眼で軌道を追えど、それは瞬間、日蝕の如き影と化し。]