人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


蒼眼の天使 カレル


[ 現にこの通り>>202
 慣れる為の生活を彼は分かち合うと言っている。
 だが実は、その経験は自分にも必要のなかった事。 ]

  ぼくは、料理をした事もないし、
  眠る事も必要ではなかったのにね。

  ふふ、本当に、人の仔みたいだ。
  ……いいな。
  甘くて柔らかいものを食べてみたい。

[ 今は真似事を勤しもう。
 それがやがて過分の贅肉となろうとも
 充足を知った身ではいずれ飢餓も訪れる。
 その時、体を温めるには過分が重複する
 くらいが丁度良いのかもしれない。

 指の隙間から覗く少し色の濃い指に
 柔らかい口元は誰かに似て月の光を放った。 ]

(213) 2018/03/31(Sat) 04:58:32 (24kisouth)

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