人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


正規軍兵士 ダーフィト

― サクソー川/橋の北西付近 ―

『隊長』

[ 援護に集まってきた弓騎兵達の姿を見ると、それまで黙って一騎打ちを見守っていた部下の一人が声を上げる。彼は構えをを取ったまま、動かずただ首を振った。

思った通り、エドルファスは、援軍が来ても、その力を借りてこの場を制しようとはせず、あくまで盟主の為に働け、と、決然と声をあげる>>209 ]

(先生……あんたの息子は、本当に、たいしたもんだ……)

[ 心に、そう呟きを落とす間にも、若者の胸を染める血は、とめどなく流れて、その紅を広げ、地に零れる。
まるで草原に己が命を捧げるようだと、どこかで思った ]

(213) 2016/02/18(Thu) 02:58:27

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