―厨房―
おはようござ……。 あ、ペーター。
[挨拶の声に振り向けば>>197、見慣れた…と言ってもいいの
だろうか。そっぽを向いたら、軽く頬を膨らませていたあの時>>0:281よりは、少しだけ成長した少年に、微か琥珀を瞠る]
うん、少し久しぶり、だな。
…み、みにぺた君も、こんにちは…。
部屋は兄弟、別々だったな?
[ゲルトの診療で顔を合わせる機会はあるけれど、
どことなく、子どもの頃のような気軽なやり取りからは
遠ざかっているような気がして、思うところはあるものの。
みにぺた君持参なら、銀嵐の間泊まりかと、部屋の別を尋ね]
……こら、なんで目を泳がせる?
[向けられる視線の合わぬに気づけば、思わず、昔のように、
頬を膨らませてから。ペーターとリーザはパメラの訃報を既に聞いているだろうか、と表情を曇らせた]