― 氷の橋付近・B ―
[ライフルを部下に渡し、馬から下りて近づいてくるジェフロイ>>174。
その目配せには気づいているが、それに対してすぐ反応はしない]
そっちから来ねぇなら、こっちから行くぞ。
[慎重すぎるほどになかなか近づいてこないジェフロイ>>175に、踏み込み。
肋骨を避け心臓を切り裂くべく太刀で仕掛けた初撃は、大剣で弾かれたが。
構わずに小太刀で喉を狙い横に薙ぎ払……おうとしたところで、力任せの一撃が来る気配に、相打ちを避けるため後ろに飛び太刀の柄で刃を受け止めた]
さすがに、そこらの雑兵とは違うな。
[喉を切り裂くべく振るった小太刀は、表皮をかする程度。
2撃でも仕留められない相手は久々だった。ベリアン以来か。
だが、梃子摺るような相手と殺し合うこの一時さえも愉しくて。返り血にぬれた顔には笑みがまだ浮かんだままだった]