[>>175自分の内心を読んだように、ローレルがコンスタンツェに『今のところは』という部分に突っ込んだのを聞いて、思わず咽た。
思いだすのは、つい熱心に聞いてくれるからと話過ぎて、やがて熱心すぎて外に出ると言いだすのではないか?と少々恐ろしくなった過去のこと。
外に出たいと言ってくれるなという意味合いで、旅にでるつもりはないのか?と尋ねて、『今の所、そのつもりはない』と返ってきて安心したところで、見事にその安堵を裏切られた形が現状である]
……すまん、俺にも1杯くれ。
[更に妹の旅立ちの時期まで予見する様子に、若干の頭痛を覚えたのは酒の所為ではないけれど、>>181現れたフランツが紅茶をくれるようならば、ディルドレの後に1杯求めた]