人狼物語−薔薇の下国

297 吸血鬼の脱出ゲーム


【見】 聖餐の贄 ユーリエ

>>203
― 茶会の間 ―
[言の葉が帯びたニュアンスには気づかない。気づいたとして、若輩ゆえの自負心の発露に咎めるつもりも少女には無かった。
宵闇に行われる暗闘の舞台からも身を引いて久しいのだから。]

[ただ、代わりに口にしたのは。]

――ああ。ひとつ、思い出したわ。
我が“子の子”――つまり、貴女の“父の父”、ね。

[“父”というのはあくまで慣習的な語法にすぎない
 その姿を思い浮かべた吸血鬼は、女性だ。それも――]

どれほど過去の事だったか、もう全く定かではないけれど。
彼女は、奇遇なことにね。

貴女にそっくりな容姿の娘だったのよ、シルキー。

[そう告げて、うら若き同族の少女にそっと寄り添った。**]

(213) 2015/01/30(Fri) 00:57:30

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